海外送金でお馴染みのTransferWise/トランスファーワイズ。
*Wise(ワイズ)という名前に変更されました
日本でもアプリやウェブから利用することができます。
詳しい送金内容については別途ご説明するとして。
今回はイギリスでワイズが発行しているデビットカードを作ってみみた話です。
デビットカード開封の儀
ウェブの自分のアカウントからデビットカードを申請することができます。
(なぜかアプリからは出来なかった・・・)
数日後にこんな封筒が。
カードは郵送で届きます。普通にRoyal mailにて、受け取り確認なしでポストにいれられるだけです。
開封すると紺色の封筒が出てきます。
ホームページの背景である紺色とカードの緑色をリンクさせているデザインかと。
そして裏側。
単純な封筒ではなく、一癖ある感じに。
そして開くと。
Bye bye bank fees, hello world. とキャッチコピーが。
意訳すると、銀行の手数料はバイバイね。こんにちは世界!
いまや誰でも使うようなサービスですが、開始当初はバックパッカーや出稼ぎでお金を稼ぎ母国へ送る人がメインのターゲットだったように思う。
キャッチコピーもそっちに寄せてる感覚。
カードデザインのレビューは別記事でまとめてするとして。
右下に切り込みがあるのが特徴。肌触りは意外とペラペラで薄いです。
色の統一感はとても良いですが、Hello worldというのはちょっと若い人向けな感覚をかもし出している。
カードを剥がすと。
#transferwisecard シェアしてね。ってハッシュタグがある。
右側にはシンプルにアクティベーションの説明書き。
開封の儀は以上。
デビットカードはコンタクトレス
ワイズはデビットカードを採用しており、ブランドはマスターカード。
つまりはマスターカード加盟店であればどこでも使えるということです。
その他のフィンテック系のスタートアップをみていても、マスターカードの一択。
そしてもちろんコンタクトレス。
コンタクトレスカードとは、会計時にスイカのようにカードをかざすと決済ができるカードのことです。一応、日本でもあることはある(存在はしている)
余談だけど、
Visaの場合はVisa payWaveとなり、
Mastercardの場合はMasterCard PayPassという正式名称。
さらに知りたい方はリンクも置いておきます。
デビットカードと複数口座のメリット
デビッドカード開始の案内があったのは2018年4月くらいでした。
それ以前まではワイズで海外送金を現地の口座に送るのがメインでした。
デビットカードのニュースに先駆けて、ワイズ内に複数通貨の口座を持つことができるようになりました。
複数の口座をひとりで持てるということは、通過受け取り時に両替をする必要がありません。
例えば、イギリスに住んでいるけど、日本からの送金は日本円で受けることもできるのです。
また、ワイズ内で両替をすることもできます。
物理的なデビットカードがあるので、旅行に行ったときに両替をせずとも、
他通貨の口座内にお金があれば、そのまま使えるという仕組み。
もちろん他通貨の口座にお金がなくても、カードは使えます。
その場合は自動的に良いレートで両替してくれます。
これ、最強じゃないか・・・
もちろん現地のATMからお金がおろせるという。
おそらく会社としては、送金するだけ時代のワイズでは取り逃がしていた分まで全て取りに行く戦略かと。
もちろんユーザーとしても、このデビットカードを使えばかなり楽ですね。
送金手数料がめちゃくちゃ安い状態でも十分凄かったんだけど。
日本に居る方も海外に居る方もアカウントは作ることができるので、海外送金の予定がある方は早めに作っておきましょう。
ここから公式HPのリンクに飛べます。
(最大500GBPまで送金手数料が無料になります。*リファラルリンクなので、時期によってキャンペーン内容は変わります)
まとめ
個人的にワイズのUI的なプロダクトデザインは追っていますが。
物理的なカードが届く瞬間のプロダクトデザインもとても大事なじゃないかと思い、
今回レビューしました。
正直、途中で解説していたデビットカードのメリットや複数口座は目新しいことではなないので。
フィンテック企業はアプリやウェブを作っていれば良いだけでなく、物理的なカードの存在感や、届く瞬間の体験まで視野にいれないといけませんよ。とのお話でした!
ワイズに限らず、他のフィンテックもレビューしていくので乞うご期待ください。
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ではまた。ボンボヤージュ!
@akira_caでした。